湘南 蔦屋書店 2号館1階、暮らし・料理のフロアにて、2025年3月5日〜4月17日の約40日間、書籍『湘南の楽園、熊澤酒造 四季折々の愉しみ』の発売を記念し、「熊澤酒造」フェアが開催されます。

2023年4月、3年ぶりに熊澤酒造の中庭で開催された日本酒のお祭り「酒蔵フェスト」(撮影/安川結子)。
熊澤酒造は1872(明治5)年創業、湘南に残された最後の酒蔵。中庭には四季折々、木々が芽吹き、花々が咲き、野菜マーケットに常連が集まり、オープンテラスやレストランでは老いも若きもおいしい食事とおしゃべりに興じて、つい時間を忘れてしまうほど、気持ちのいい場所です。
社是は「よっぱらいは日本を豊かにする」。
全国から人が集まり、訪れた人を魅了する、まさに湘南の楽園。
ここは自由を愛する愉快な人たちが集う、湘南に生まれた、奇跡の楽園です。

2023年10月開催の「オクトーバーフェスト」。

この熊澤酒造一の祭典に、遠くから人が集まる。

2024年10月開催の「オクトーバーフェスト」。飲んで歌って踊って、夜のライブはさらに盛り上がる。
1993年、廃業寸前だった熊澤酒造を引き継いだのが、大学卒業後、アメリカ放浪中に呼び戻された創業家の長男、24歳の若造、6代めになる熊澤茂吉でした。
それから、30年――。
敷地には、築400年になる古民家を移築したダイニングレストラン「MOKICHI TRATTORIA」、麹や酒粕、地元の食材を生かした和食レストラン「蔵元料理 天青」、パンやスイーツ、ソーセージを製造販売する「mokichi baker & sweets +wrust 」や「mokichi cafe」、クラフト作家の作品を展示販売する「okeba gallery & shop」があり、平日から老若男女が集まり、駐車場が満車になるほど。
この書籍は、そんな熊澤酒造の四季折々の魅力と愉しみを、写真と文章で綴った完全保存版になっています。

書籍『湘南の楽園、熊澤酒造 四季折々の愉しみ』と代表銘柄の「天青」。古い酒器なども販売している。
湘南 蔦屋書店のフェアでは代表銘柄の日本酒「天青」をはじめ、神奈川県最初のクラフトビール「湘南ビール」、クラフトジンや麹を生かしたスイーツ、コラボTシャツ、古道具などが販売されます。

湘南 蔦屋書店のフェアの壁の棚にはクラフトジンや日本酒を、手前には古道具をたくさん陳列された。

「湘南ビール」は要冷蔵。小津安二郎生誕120年記念BEAMS JAPANコラボTシャツの絵は長場 雄。
また、3月22日(土)と23日(日)の2日間限定で、プロムナードにて試飲会が開催されます。湘南の楽園、熊澤酒造の醸す日本酒「天青」と「湘南ビール」を味わいに、ぜひ足をお運びください。

「熊澤酒造」フェア
クリエイティブディレクター 小澤奈美(湘南 蔦屋書店)